排便障害による炎症対策について、まとめてみました。

これがきっと、ISR最後の関門であり、今後長く付き合っていかなければならない問題ではないかと思います。

それは、人工肛門閉鎖術後の排便障害です。

 
今回はこの排便障害により引き起こされる「炎症」について触れたいと思うのですが、一言で言ってしまえば、

緩くなった肛門からダダ漏れする便や、その処置により、 皮膚や肛門が炎症を起こしてしまう

ということです。

 
大腸が小腸と繋ぎ合わさることで本来の機能を取り戻すわけですが、ISRはその性質上、自然に機能するはずの肛門筋が機能しにくくなります

看護師さんの話ですと、炎症を起こしてしまうと、座っているのも辛いといった症状になることもあるようです。

この排便障害による炎症対策が上手くいかないと、術後安心した生活は難しいかもしれません。

 
そんなわけで、自身の体験から、原因・対策についてまとめてみました。

炎症を引き起こす原因

ケース1
無意識に出てきてしまう便をお尻周辺に付着させたまま、長い時間放置してしまうケース

 
入院中や自宅療養中は、便が出そうになったらすぐにトイレに行ける状態だったので、さほど問題視していませんでした。

なかなかトイレに行けない状況が続くと意識する必要がありそうです。

 

ケース2
トイレットペーパーで拭き取る際に必要以上に強く擦ったり、多く擦ったりすることで、肛門が炎症を起こしてしまうケース

 
私は最初、あまり気にせずにゴシゴシ拭き取ってしまっていたため、数回便処置しただけで、炎症を起こし始めてしまっていました。

思ってた以上に肛門は脆かったです。

ちなみに便処置の回数が増えるほど確率が上がるので気を付けたいところです。

 
そんなわけで次は、排便障害による便漏れ・炎症対策について記載していきたいと思います。

便漏れ・炎症対策に必要なグッズ

No製品名説明
1ケアパッド400今までの手術でもお馴染みのパッド。
直接便を受け止めたり、下着を汚さないために利用する。
2サニーナ病院でやたら推薦された、お尻の洗浄剤。
3アズノール軟膏炎症性皮膚疾患治療剤。
病院で処方されました。
市販はされていないと思います。
1歳半の息子がお尻のかぶれ等で使っているものと同じものでした。
4moony おしりふきトイレに流せるタイプの濡れティッシュ。
これも息子が使っているものをそのまま利用しています。
小さい子供が使えるものは基本的に肌に優しいため安心です。
5ビデシャワーデリケートゾーンを優しく洗浄するスプレー。
ご家庭や外出先でウォシュレットのない場合に利用すると良いと思います。

効果的な対策

対策1:すみやかにトイレに行き、パッドを交換する。

便が出そうになったら(出たら)、早いタイミングでトイレに行き、早めにパッドを交換しましょう。

※最初のうちは回数が多いため、パッドがいくつあっても足りません。

↓↓↓節約術についてはこちらを参照ください。

 
対策2:ウォシュレットを利用する。

ウォシュレットがあれば必ず利用しましょう。
その際、勢いは弱く、必要以上に肛門に直接あてないように気を付けましょう。

 
対策3:サニーナを利用する。

肛門やお尻周りを綺麗にした状態で、トイレットペーパーに吹き付けて、それをお尻に塗布します。

 
対策4:アズノールを塗布する。

肛門周りにまんべんなく塗布し、炎症を抑えましょう。

 
対策5:濡れティッシュを利用する。

乾いたトイレットペーパーよりも濡れティッシュの方が肌へのダメージは少ないです。

更に冷たいということもあって、炎症を起こしてるときは気持ちよく感じます。

また、濡れティッシュを「拭く」のではなく、何度も「当てる」ように利用すると、お尻への負担も少ないように思います。

濡れティッシュは、もはや欠かせない存在になっています。

 
対策6:シャワーを浴びる。

1日1回は必ずシャワーを浴び、広範囲の汚れをしっかり落としましょう。

 
対策7:爪を切る。

便処置中に、便や薬が爪に溜まると不衛生なので、爪は短く切っておきましょう。

 

 
最初のうちは便処置の回数も多く、多い分炎症を起こさないように、より慎重にならなければなりません。

手際よく効率的に、そして何より肌に優しく、ケアしていきたいですね。

炎症対策もいつまで必要かもわかりませんが、地道に対応していくしかないようです。

 
参考になれば幸いです☆